大会長挨拶
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愛知学院大学歯学部 口腔解剖学講座 第68回学術大会 大会長 本田 雅規 |
この度、一般社団法人歯科基礎医学会第68回学術大会を2026年9月5日(土)と6日(日)に、愛知学院大学名城公園キャンパスにて開催させていただくことになりました。愛知学院大学の主幹は、1968年の第10回大会、1998年第40回大会に続いて3回目になります。会場となる名城公園キャンパスは、名古屋駅からの交通アクセスが良く、名古屋の象徴“名古屋城”と緑豊かな名城公園、そして、新しくオープンしたIGアリーナが一望できる好立地です。全国から多くの関係者の皆様にお越しいただき、お会いできることを楽しみにしています。
初めに、皆様にお伝えしなければいけないこととして、今回は、これまでの開催日数とは異なり2日間での開催になります。日数は異なりますが、その内容は劣ることなくこれまでと同等の構成を目指しています。
次に、本学術大会のテーマを「われB2Bの橋とならん ~bench to bedside, bedside to bench~」にしました。その主旨は、本学会の役割には、研究を通じて基礎から臨床、臨床から基礎へという循環があり、今後の歯科医学の発展に貢献する場になると考えたからです。さらに、超高齢化社会に突入した日本において、今後ますます口腔機能の維持と口腔と全身の健康や疾患との関わりの重要性が増すことでしょう。一方で、十分に解明されていない課題を解き明かすべく、基礎研究を通じた歯科医療の重要性もさらに高まることになるでしょう。本学会の研究者の英知を情報発信する場、そして臨床と基礎研究の架け橋となる場になるように準備をしています。
ロッテ基金特別講演では、金沢大学がん進展制御研究所・ナノ生命科学研究所教授の大島正伸先生と京都府立医科大学大学院医学研究科・細胞生理学講座教授の樽野 陽幸先生に講師をお願いしました。大島先生は、COX-2発現誘導に起因した炎症性微小環境形成が、発癌を促進することを明らかにしています。樽野先生は、咳や嚥下を担う喉の感覚細胞を新たに発見されています。また、歯科理工学会等の他団体との共催シンポジウムや各種シンポジウムを企画するとともに、アップデートシンポジジウム、一般口演、ポスター発表、そして、ランチョンセミナーも、これまでと同様に公募いたします。
会員の皆様には、臨床の先生方を含め会員以外の研究者もお誘いのうえ本学術大会にご参加いただき、同じ志を持つ研究者たちとの貴重な交流の場としてご活用いただければ幸いです。
秋学期のはじまる9月で何かと忙しい時期とは存じますが、日本の真ん中“名古屋の地”で食と文化を楽しみながら、皆様との旧交を温め、活発な討論や情報収集の場になるよう期待しつつ、多数の皆様の演題および参加申込みを、心よりお願い申し上げます。


